ざっくり言うと
デグーのケージなら、「イージーホーム」シリーズがオススメ!
デグーを単頭飼いするか、多頭飼いするかによってケージの大きさを選びましょう
「イージーホーム」シリーズ3種類の大きさ、値段、重量等を徹底比較!
今回は、デグー用のケージとして人気がある3種類のケージ、三晃商会の「イージーホーム」シリーズから、「イージーホーム40ハイ」「イージーホーム80ハイ」「イージーホームハイ・メッシュ」をそれぞれ比較してみます。
これから新しくデグーを飼う方、デグーを買っていてケージを買い換えようと考えている方の中には、数多く有るケージの中からどれを選ぶべきか、分からない人も多いでしょう。
今回はそんな皆さんにケージを選ぶ助けとなるよう、デグーのケージとして多くの人に支えられているデグー用のケージ「イージーホーム」シリーズをそれぞれ分析、比較してみたので、ぜひ御覧ください。
単頭飼いには「イージーホーム40ハイ」買っておけば間違いない。
まず最初にご紹介するのはこちらのケージになります。デグーを飼育している皆さんに圧倒的に支持されているケージ『SANKO イージーホーム40ハイ』です。
スペック
イージーホーム40ハイのスペックはこの通りです。
本体サイズ | 幅435mm×奥行500mm×高さ620mm |
---|---|
本体重量 | 4,350g |
床面 | ワイヤーメッシュスノコ1枚 |
ワイヤーピッチ | 約13mm |
対象生体 | チンチラ・デグー・リス・フクロモモンガ |
備考 | 単頭飼いをしている人に多く利用されている |
我が家でも使用しているイージーホーム40ハイですが、こちらのケージは、単頭飼い(1匹飼い)をする場合に最適なケージとなります。
(※我が家ではこのケージを使用しているため、今回の記事ではこのケージの情報が詳しくなりがちになっていますがご了承くださいw)

この写真は、我が家にあるイージーホーム40ハイの写真になります。我が家では、ダイソーのバーベキュー用金網を利用して2階建ての構造にしています。二階部分には、あまり汚れてほしくはないチモシーを置いたり、休むための場所を設けています。このように、イージーホーム40ハイでも工夫をすればスペースを有効活用することもできます。
ちなみに左の白い物体は空気清浄機になります。我が家では、日立の空気清浄機「EP-KVG700」を使用しています。
デグーを飼育する部屋には、空気清浄機の設置が必須と言っても過言ではありません。オススメは、アイリスオーヤマのペット用空気清浄機です。
この空気清浄機に関してはこちらで詳しく説明している記事を書いておりますので、よかったらご覧いただけたら幸いです。
扉が上下二箇所にあり。上下で扉のサイズが異なる。
イージーホーム40ハイには、正面の上下に1ヶ所ずつ、計2ヶ所の扉があります。


このようにケージには扉が2ヶ所あるのですが、下の扉がメインの扉で、上の扉はデグーを手に取り出すための扉と考えて良いでしょう。
我が家では写真のように、扉には「KAWAI がじがじフェンス S」を設置しています。
ケージの扉にはバネがついているのですが、我が家のデグー「さすけ」は、このバネで遊ぶのが大好きで、バネをよく引っ掻く癖があり、引っ掻くことで「ベンベンベンベンベン」と、騒音の原因にもなるため、このがじがじフェンスを扉に取り付けて対策をしました。
このがじがじフェンスを設置してからは、騒音の問題は解消されました。上下の扉に1つづつがじがじフェンスを設置しています。下の大きな扉の場合、扉の大きさのほうががじがじフェンスの大きさよりも大きいため、普段通り扉の開け閉めができるのですが、上の扉の場合、扉の大きさが小さいので、このがじがじフェンスを設置すると、このように上の扉が機能しなくなるので、その点は残念です。
単頭飼いであればこれ買っておけば間違いない
これからデグーを飼育する、という方で、デグーを1匹だけ買うのであれば、こちらのケージを購入しておけば、まず間違いはないと思います。我が家でもデグーを単頭飼いしており、こちらのケージを使用していますが、比較的コンパクトなこちらのケージは、六畳間においても邪魔になりません。
また、ケージ内部の用品を個別に揃えるのは大変、といった方には、このような「デグー飼育セット」として販売されております。はじめてデグーを飼育する方で、飼育するために必要なものを一式そろえてしまいたいのであれば、こちらのセットでの購入をおすすめします。
多頭飼いをするなら、一番サイズのデカイ「イージーホーム80ハイ」
次にご紹介するケージは、今回ご紹介する中でサイズが一番大きい「イージーホーム80ハイ」です。デグーを多頭飼いするのであれば、このケージを候補の一つとして検討しましょう。
スペック
本体サイズ | 幅810mm×奥行505mm×高さ840mm |
---|---|
本体重量 | 10000g |
床面 | ワイヤーメッシュスノコ1枚 |
ワイヤーピッチ | 約20×40mm |
対象生体 | チンチラ・デグー・小鳥 |
備考 | 前面パネル、上下に二箇所、大型扉あり。各大扉にはお世話用の小窓あり。 |
本体サイズを見てもらえればわかると思いますが、幅はイージーホーム40ハイのおよそ二倍あります。(イージーホーム40ハイの寸法は、幅435mm×奥行500mm×高さ620mm)このケージはどのくらいの大きさかというと、イージーホーム40ハイを横に2つ並べたようなサイズと考えて良いでしょう。また、高さも40ハイに比べて高くなっています。重量はなんと10000g。10kgです。(※Amazon情報。)
キャスターが欲しかった
残念なことに、40ハイ、80ハイには、移動するためのキャスターがついていません。(後述しますが、イージーホームハイ・メッシュには、動かせるように、底面にキャスターがついています。)幸い、40ハイは重量がそこまで重くないため、一人でも持ち上げて場所を移動させることができます。
しかし、80ハイの場合、スペックを見る限り、ケージだけで重量がなんと10kgもある(さらに内装を充実させると、もっと重くなる…)ので、一人で持ち上げて移動させるのは女性の方の場合なかなか難しいでしょう。
イージーホーム80ハイの使用動画
YouTubeにイージーホーム80ハイの使用動画がありました。この動画を見ていただく限り、80ハイはかなり広いケージであることがお分かりいただけると思います。
多頭飼い、大きなケージでデグーを飼育したい場合にはこちらの80ハイがオススメ
デグーを2匹以上飼育する場合には、40ハイは候補の対象から外れます。こちらのケージは多頭飼いしている人が多く利用しているケージになります。このケージであれば、2匹から3匹の飼育も出来ます。
また、単頭飼いしている人でも、これからデグーの家族を増やしていく予定のある人や、ケージ内に余裕をもったレイアウトをしたい、という方はこのケージ「イージーホーム80ハイ」を購入することをオススメします。
単頭・多頭、両方対応。中間サイズの「イージーホーム ハイ・メッシュ」
最後にご紹介するケージは、イージーホーム40ハイとイージーホーム80ハイの中間程度の大きさである「イージーホーム ハイ・メッシュ」です。
スペック
本体サイズ | 幅620mm×奥行505mm×高さ780mm |
---|---|
本体重量 | 7600g |
床面 | ワイヤーメッシュスノコ1枚(ピッチ12×24mm) |
ワイヤーピッチ | 約20×20mm |
対象生体 | チンチラ・デグー・リス・フクロモモンガ |
備考 | 扉は大・小二重構造 |
40ハイと80ハイの中間程度のサイズ
イージーホーム ハイ・メッシュはどのくらいのサイズ感かといえば、イージーホーム40ハイとイージーホーム80ハイのちょうど中間くらいのサイズ感を想像してもよいでしょう。
メッシュなので、メタルサイレントを壁掛けできない
イージーホーム ハイメッシュですが、他のケージとくらべて残念な点が一つだけあります。それは、壁面がさいの目のメッシュ構造であるために、同社から発売されている回し車「メタルサイレント25」を壁掛けすることができない、という点です。
イージーホーム40ハイとイージーホーム80ハイは縦長の金網構造だったため、メタルサイレントの壁掛けをすることができましたが、ハイメッシュの網の目は、2センチ×2センチと細かい構造をしているために、無改造ではメタルサイレントの壁掛けができません。

もしイージーホームハイメッシュにメタルサイレントを壁掛けしたい場合には、金網の一部をペンチなどで切断して掛けれるように改造する必要があります。
イージーホーム ハイ・メッシュの使用動画
こちらはイージーホームハイメッシュの使用動画になるのですが、この動画だと、中で飼育しているのはデグーではなくチンチラですね。デグーより数倍体の大きなチンチラでも、このケージで飼育することができるので、広い作りになっていることがわかります。デグーの場合、複数匹の飼育が余裕でできることがわかると思います。
単頭飼いでも多頭飼いでも大丈夫。ちょうどいいサイズのハイメッシュ
このイージーホーム ハイ・メッシュですが、一言で言えば「ちょうどいいサイズ」のケージになります。単頭飼いをしている人でも、多頭飼いをしている人でも使いやすいケージです。
まとめ:3つのケージのスペックを比較
最後に、今回ご紹介した3つのケージのスペックを比較してみましょう。
ケージ名 | イージーホーム40ハイ | イージーホーム80ハイ | イージーホームハイ・メッシュ |
---|---|---|---|
本体サイズ | 幅435mm×奥行500mm×高さ620mm | 幅810mm×奥行505mm×高さ840mm | 幅620mm×奥行505mm×高さ780mm |
本体重量 | 4,350g | 10000g | 7600g |
底面 | ワイヤーメッシュスノコ1枚 | ワイヤーメッシュスノコ1枚 | ワイヤーメッシュスノコ1枚 |
ワイヤーピッチ | 約13mm | 約20×40mm | 約20×20mm |
対象生体 | チンチラ・デグー・リス・フクロモモンガ | チンチラ・デグー・小鳥 | チンチラ・デグー・リス・フクロモモンガ |
備考 | 単頭飼いをしている人に多く利用されている | 前面パネル、上下に二箇所、大型扉あり。各大扉にはお世話用の小窓あり。 | 扉は大・小二重構造 |
本体サイズを比較すると、
幅・高さ:40ハイ<<<ハイメッシュ<<<80ハイ
とキレイに大きさが別れていますが、奥行きを比較してみると、40ハイは500mm、80ハイとハイメッシュは505mmと、3つのケージの奥行きはほぼ変わらないことが分かります。大きいケージほど出っ張ってしまう、ということが無いのは良いですね。
あとはイージーホームハイメッシュのワイヤーですね。こちらは2センチ×2センチの正方形の格子なので、網を切るなどしないとメタルサイレントが壁掛けできない、という点も注意が必要ですね。
今回は3種類のケージについてご紹介しましたが、それぞれのケージのAmazon購入ページは以下のリンクからアクセスすることが出来ます。
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